2019.05.10
今回は特別編として、2018年のMVPを受賞した台湾人スタッフ Ianのインタビューをお届けします。
※本内容は2019年4月に自社サイト上で掲載された中国語版を翻訳したものです。
現在上海支社の市場戦略副マネージャーとして活躍する彼は、入社2ヶ月にして上海オフィス配属となり、海外市場をイチから切り開いてくれた立役者です。
その過程は決して楽なものではありませんでしたが、Ianの不断の努力のおかげで海外の業績は徐々に伸び、その目覚ましい活躍ぶりを賞して、全体投票により決定される2018年度MVPに選ばれました。
海外で働くことは人生計画のうちの一つだった。
「面接の時に海外で働くことを希望しました。」
アメリカの大学を休学し、すぐにカプセルに入社したIanは、たった2週間で人生初となる40万台湾ドルの契約を取り付け全社員を驚かせました。入社前から2−3年後の海外勤務を希望していた彼でしたが、入社後わずか2ヶ月でその夢を実現させることになったのです。
「会社から同僚1人と共にゼロから上海支社の立ち上げを命じられた時はとても興奮しました。まさか新人の僕にこんな貴重なチャンスをくれるとは思いもせず本当に感激しました。」
プレッシャーの始まり
夢の実現の瞬間は素晴らしいものですが、夢の継続のためには人並み以上の努力の他に運も必要です。
「当初僕たちは情報や人脈など何一つ持ち合わせていませんでした。唯一長期案件が1件あるだけで、会社の人件費と賃貸料を維持するだけで精一杯だったのです。」
Ian自身にとって当時のプレッシャーは大きく、毎日積極的にあらゆる方法を使いながら上海市場を開拓していました。しかしながら、一体いつ上海支社で初契約を取れるのか、自分自身疑問を抱える日々でした。
「いつまで続けられるか分からないからこそ、ずっと前進し続けることで、自分の価値を証明することができる。」
社長と総経理の期待に応えるためにも、最初の海外市場開拓を自分の努力不足によって途中で終わらせることだけはしたくありませんでした。そのために、勤務時間中の努力で契約を取り付けるのはもちろんのこと、勤務終了後にも積極的に関連するイベントに参加して人脈を広げ、わずかなチャンスも逃さなかったのです。
3ヶ月が経過した頃、これまでの不断の努力と辛抱強く待ち続けたおかげで、ついに上海支社初めての契約を結びました。たった2万台湾ドルの契約でしたが、これはIan本人だけではなく、カプセル全体の未来の事業予想図に新しい1ページを加えることになる、大変意味のあるものでした。
「0から1のスタートは、1から100とは比べものになりません。それは会社の新しい道のりの始まりでした。」
一番困難を極めた0から1を突破した後、Ianはチームを率いて輝かしい成績を残し続けています。上海支社の規模もだんだんと大きくなり、Ian自身も業務アシスタントからカプセル中華圏市場の戦略副マネージャーへと昇進しました。彼はこれら全てをわずか1年足らずで成し遂げたのです。
MVPになった後
「仕事をする上で自分や会社の目標を達成することは至極当然のことです。会社の期待に応えられた時でも謙虚な気持ちを持ち続けています。」
年度MVPを受賞したことについて、Ianは会社に最大級の感謝を示すとともに、「自分の好きな仕事の中で自分の力を証明し、自分の好きなことをし続けることは、一つの幸せです。」と語っています。
「仕事をする上で常に危機感を持ち、今しているすべては終着点ではなく過程である、といつも自分に言い聞かせています。」
年度MVPを受賞したIanはとどまるところを知りません。多くの仲間たちと共に、カプセルの名を世界中に轟かせる日までこれからも走り続けます。